こんにちは、hitomiです。
- もう二度とパニック発作に苦しめられたくない
- 今度一切不安に襲われるのは嫌だ
- 以前と同じように自分が好きな生活を送りたい
このように思っている方は多いと思います。
しかし残念なことにパニック障害の再発を繰り替えてしまう方も多いんですよね。
やった治ったのではないか!と思った矢先、急に発作が襲って来て、また自宅に引きこもってしまったり
治った→再発→治った→再発
このサイクルを繰り返すことで「もう治ることはないのではないか?」と勘違いして自分にフタをしてしまうようになりますよね。
これは本当に問題だと私は思います。
ここでとある実験についてお話しして行きたいと思います。
それはダニの実験です。
ダニは普通であれば、3メートルくらいジャンプすることができるのですが、ダニが高さ1メートルの箱に入れられて、長時間放置しておくと一体そのダニはどうなると思いますか?
本来であれば3メートルもジャンプ出来るのに高さ1メートルの箱に入れられるとなんとそのダニは1メートルの高さまでしかジャンプ出来なくなってしまうのです。
自分で自分の限界を決めてしまうとそういう事態に成るんですよね。
治ったと思っても再発して発作や予期不安、広場恐怖を繰り返すようになると、「もう治らない、治ったとしてもまたすぐに苦しむようになる」
と思ってしまうのです。
ちょっと前置きが長くなってしまったのですが、今回はパニック障害の再発を繰り返してしまう人の共通点についてお話していきたいと思います
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表面的な症状だけを隠そうとしている
パニック障害は慢性的にストレスを体と心に溜め込んでしまうために脳内のコルチゾールの分泌量が減って行き、免疫システムが機能しなくなることで
パニック発作が起きるきっかけの土台を作ってしまうのです。
つまり予期不安、広場今恐怖をただ感じないようになれば良い!というわけではありませんよね?
パニック障害と診断されると薬が処方されますが、その薬をお医者さんの言う通りにしてパニック障害は治りましたか?
より症状がなぜ引き起こされるのか?という原因にアプローチをしないと表面的に良くなっているけど、深層部の「しこり」は取れないなんていう事態が発生するのです。
発作や不安の程度は数字で測ることができないので、その感覚はすべて患者さんにゆだねられます。
だからこそ二度と繰り返さないようにしなくてはイケナイのです。
治ったと思ったけど、実際には治っておらず発作が出て来た・・・・。
私も体験していることなのでわかるのですが、文章で見るよりももっと実際は恐怖心を感じますし、もう二度と治ることはないんだなぁ。
と諦めてしまうのです。
再発に苦しまないためにも薬物治療のような表面だけにアプローチをするのではなくてもっと根本から改善していく克服法が良いでしょう。
すぐには環境を変えない
良くなった!と思ったらすぐに環境を変えてしまう方は注意が必要です。
いきなり環境を変えることでストレスを感じ易くなり、また自律神経のバランスが乱れる危険性があるからです。
環境というのは生活する住まいもそうですし、仕事現場もそうです。
特にパニック障害の治療のために休職している方は特に気をつけてください。
治ったと思ってもすぐに働くのは怖いと思いますよね。
でもすぐに働かないとお金もないし、借金をすることができない・返さないといけない!と思うことですぐに働きに出たいと感じることはあると思います。
しかし性急に正社員として働くことはおすすめすることはできません。
まずはアルバイトから始めて見るべき
いまのあなたが休職中でそろそろ体調が良くなって来て復帰しようと思っているのであれば
まずはアルバイトをしてみるのが良いのではないか?と思います。
アルバイトしながら規則正しい生活を送りつつ、本当にパニック障害が再発することなく完治したのか、また慣れない生活を送っても問題はないのか?を判断することができますからね。
いきなり週5でバイトを入れるのではなくて週1のペースで続けていき、徐々に出勤日数を増やして行くことでよりなじめるのではないでしょうか?
気合いを入れて働き始めて継続することができなかったらまた同じことが繰り返されてしまいますし、完全に治ったか?を把握することは必要でしょう。
一生懸命頑張ることでバイトから正社員になることができますし、雇用の道は開かれていくのではないでしょうか?
またいままさに正社員として働いているけど厳しいと感じているひともいるでしょう。
休職すると一気に収入がなくなってしまうので同じように週1のペースでも良いので働けるのであればよいと思いますよ。
昔の時代とは異なり今は自宅だけでも仕事を受けることができますし、一歩も外に出なくても収入を得ることはできますよね。
そういったやり方もあるので、いまあなたが苦しくてなんとかしてパニック障害を克服したいと思っているのであれば
人生という長いスパンで考えながら決断をしてみるとよいのではないでしょうか?
リラックスできる習慣を見つける
再発を防止するためにはリラックスできる習慣を見つけてみることは大切ですよね。
スポーツは少し息苦しさを感じる恐怖が襲って来る危険性もあるのでウォーキングだったりカラオケだったり、普段感じているストレスを軽減させることが出来る習慣・趣味を探してみてください。
ゆっくりお風呂に入る!という些細なことでも構いませんよ、自律神経の副交感神経が優位になるように心に溜まった老廃物を外に排出できるなにかを見つけてみるとよいでしょう。
⇒自律神経を整えるおすすめの方法とは?こんなストレッチはいかがですか?
残遺症状について
残遺症状というのはパニック障害が長期化することで発作のような突発的な症状ではなくて緩やかな症状が継続される症状のことをいいます。
パニック障害の再発を繰り返すことでも残遺症状が出て来ることもあるのです。
一見するとパニック障害の症状とは思えないものもあるのですが、これも立派な症状だといえますよ!
- 手足の痙攣
- 目眩
- 頭痛
- 首が急にしまったような感覚
- 体が急にピクっとする
- 手のひら、足のうら、額、脇からの異常な精神性発汗
- 突然の胸の痛み
- 感情表現が無くなる
- 言いようのない孤独感に襲われる
このような症状のことを残遺症状と呼ぶのです。
長期化したりパニック障害を放置することでこれらの症状に悩まされるリスクは上がるのでぜひ覚えておきましょう
⇒長引くパニック障害を放置しておくとどんな危険性があるのか?あなたは大丈夫ですか?
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最後に・・・・
治ったと自分では思っているけど、実際には治っていないというケースがあります。
本当の意味でパニック障害を克服するためにはより根本的な克服法を実践する必要が有るといえるでしょう。
再発してしまうということは治っているようで治っていないということなんですよね。
またいつ不安や発作が襲って来るか、わからない状態では精神をリラックスことはできません。
より確実性の高く安心出来る方法が良いのではないでしょうか?