こんにちは、hitomiです。

これを見ているということはあなたやあなたの周りにいる人がパニック障害に悩んでいるということですよね。

今回はパニック障害と併発しやすい病気と間違いやすい似ている病気についてお話していきたいと思います!

併発してしまうことで余計に症状がきつくなり、生きていることすら厳しくなってしまうようにもなるのです。

その前に正しい知識を付けてパニック障害を克服するようにしてくださいね


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不安障害は併発しやすい

砂浜

パニック障害は不安障害のひとつとして分類されているのですが、他の不安障害を併発しやすいという特徴が有るのです。

私、hitomiはパニック障害単体だけに苦しんでいたのですが併発している患者さんも多いですよね。

不安障害はパニック障害を含めると7つあるのですがこの病気の他には

  • 強迫性障害
  • 社会不安障害
  • 特定恐怖
  • 全般性不安障害
  • 外傷後ストレス障害(ptsd)
  • 物質誘発性不安障害
  • 過敏性腸症候群

 

これらのものがあるのです。

なんと全般性不安障害を25%の確立で併発させてしまうというデータがあります。

強迫性障害は10%、社会不安障害は20%も併発させてしまうのです。

つまりパニック障害はこれらの病気と密接に関係していると言えますよね。

病気を増やしてしまうことで余計に症状がキツくなったり、処方されるであろう薬の量も必然的に多くなって行きますよね。

全般性不安障とは

全般性不安障害は絶えず不安を感じてしまう不安障害のことを指しています。

日常生活で、仕事で、プライベートでは絶えずストレスを感じていますが健康的な方はストレスのダメージを一定以上は受けません。

完全にストレスを感じない!なんて人はいませんよね。

しかしこれを気にし過ぎてしまう生きにくさを感じてしまうのが全般性不安障害の厄介なところなんです。

ストレスへの耐久力、免疫力が低下することで絶えず不安に思い続け、苦しみさえ感じるようになってしまいます。

不安がひとつ生まれてると自分自身でそれを膨大に、そして大きく捉えがちになり自分で自分の首を絞めるようになります。

人間はストレスを感じると筋肉が収縮するので疲れる頻度も上がりますし、なかなかリラックスをすることもできないために疲れ易くもなります。

心の変化が体の変化へと繋がって行くので、心身ともに疲労困憊状態になるのが特徴です。

パニック障害の広場恐怖、予期不安と重なることで1日中、発作に対する恐怖を感じ続けてしまうでしょう。

発作に対してもそうですし、発作が原因で周囲に迷惑をかけてしまうのではないか?と思いつづけてしまうことはないですか?

二次的な被害を考えることで余計に行動範囲が狭くなって行くといえるでしょう。

他の病気は?

不安障害の他には

  • 鬱病
  • アルコール依存症
  • セックス依存症
  • 不眠症
  • カフェイン中毒

が挙げられます。

特に問題なのはパニック障害で悩んでいる人のなんと50%以上が鬱病に悩まされていると言われているんです。

でもそれは想像しやすいことですよね。

私もパニック障害が酷かった時には自宅から出ることができずにずっと家で引きこもっていました。

家に居ても特にやることがないので、昔のことを思い出したり、テレビやメディアで取り上げられる同年代で頑張っている人と自分を比べることで気分は一向に下がって行きます。

家にひとりで居ても良い事なんてなくて、あるのは悪いことです。悪いと自分で思うことしか起きません。

寝て、起きて、寝て、起きての繰り返しで前進することができず、いやむしろ後退していることを自分で気がついているのにも関わらずなにもすることができない。。。

こんな毎日を送っていって、おかしくならない方が不思議かもしれませんよね。

鬱病を患ってしまうことで自分自身を無価値に、生きている意味なんて見いだせなくなっていきます。

運動する機会が減って規則正しい生活を送る事ができないと不眠状態に成りますし、自律神経のバランスもみだれていくでしょう

なので鬱病を発症させ易いですし、悪化もさせやすい環境になりますよね。

これは簡単に想像できることだと思います。

不安から自分自身を遠ざけるためにアルコールに逃げてしまい、アルコールを摂取しないと眠ることもできずに寂しさや孤独を紛らわすためにお酒を浴びるほど飲んでしまう人もいるでしょう。

その結果としてアルコール依存症を引きおこしてしまうのです。

なかなか眠ることができないために睡眠薬を飲み過ぎたり、合わせてお酒を飲み過ぎることで精神的にも辛くなりますよね。

セックス依存症も同じで埋まらない心をなにかしらで埋めないと正常には生きて行けない・・・

寂しすぎて孤独感があまりにも酷い場合は誰かを求めてしまう・・・

心ではなくて本能的な防御反応なのではないか?と私は思っています。

人間はひとりでは生きて行けない!なんて言葉を聞いたりしますがただ生きるだけであれば一人でも大丈夫だと思います。

でも本能的な部分で埋まらないなにかがあると人や物を無意識のうちに求めてしまうためにひとりでは生きていけないのではないかって私は思うのです。

アルコールには入眠作用があるので眠るためには良いのですが、中途覚醒といって寝ているときにふと目を覚ましてしまう効果もあることを忘れていけません。

「アルコールを接収すると眠れるようになる!」というのは半分本当で半分嘘ですよ。

一時的に副交感神経が優位になるのですが、それは一時的でせいぜい1、2時間程度ですし、熟睡することができずにドンドン睡眠の質は低下していってしまうでしょう。

間違いやすい病気とは

パニック障害になると、

  • 胸の痛み
  • 吐き気
  • 息苦しさ
  • めまい

 
を感じることがあるのですが、これは別の病気と似ている症状でもあるんですよね。

  • 甲状腺機能亢進症
  • 不整脈
  • 狭心症
  • 高血圧
  • 低血糖

 
これらの病気とパニック障害の症状は似ています。

自覚症状を持つ

パニック障害は身体に問題があるわけではありません。

しかし手汗が酷くなったり心臓に痛みを感じたり呼吸困難になることはあると思います。

なので病院で診察を受ける前から自分の症状を記録しておくことが大切なのです。

  • いつ
  • どんなときに
  • どのように
  • なにが

 

異変を感じるのか?をメモしたり記録したり、注意深く観察しておかなければなりません。

正確に症状を伝えることができないと本当は心臓関係の病気なのにも関わらずパニック障害と診断されて、パニック障害の治療をしている間に心臓病が進行してしまうこともありますからね。

またその逆もありえます。

誤診の可能性を低くし、よりあなたに適した治療法を実践していくべきでしょう!


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まとめ

今回はパニック障害が引き起こしやすい、併発させやすい病気とパニック障害に似た病気についてお話しして行きました。

しっかりと自覚症状をもち、薬物治療ではなく持って根本的な治療をしていく必要が有るでしょう。

ただ部屋でうずくまっていても現実は変わりません。現状をかえるためには変化を引き起こすための努力が必要だといえるでしょう。

⇒抗鬱薬、抗不安薬などの薬物治療ではパニック障害を治すことができない理由