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現在は女優やタレントのイメージが強くても、駆け出しの時代に、事務所の意向でアイドル的に歌手デビューしている女性芸能人は少なくありません。その中には歌が苦手な芸能人もいて、黒歴史と呼ばれていたりします。今回は歌唱力が微妙だった女性芸能人を紹介します。


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紗栄子

2003年に「日テレジェニック」に選出されて以降、「ドラゴン桜」など人気ドラマに数多く出演して、知名度を上げた紗栄子さん。

ダルビッシュ有選手と結婚、出産、離婚と経た後は、バラエティ番組への出演が中心となりました。歌のイメージはない紗栄子さんですが、駆け出しのころに歌を披露したことがあります。

野外ステージで「fragile」を、地声の舌足らずでかすれた声そのままで歌い、高音部になると音程がグラグラと定まらず、観客も乗るに乗り切れないざわついた感じです。

とりあえず最後まで緊張しながらも、まだ初々しさ残る笑顔で歌いきったところが好印象で救われています。

しかし、「堂本兄弟」で、番組のエンディングのライブで、有名ミュージシャン達をバックに、「try me~私を信じて~」を歌う紗栄子さんは衝撃的でした。

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女性4人で歌っているのですが、ソロパートを当時SPEEDのメインボーカルの島袋さんの後に歌うので、歌唱力の落差が激しすぎて、紗栄子さんがさらし者にみえて少し気の毒なことになっています。


ユーロビートでアップテンポな曲は難易度が高くなり、歌ヘタがさらに際立つ結果となってしまいました。

現在は、世間を騒がせるセレブタレントですが、二人の息子さんの教育には熱心で、英国の名門寄宿学校に入学させてロンドンに在住しています。紗栄子さんの子守歌で育った息子さんたちの歌唱力が少し気になるところですね。

剛力彩芽

幼いころから目立つのが好きで、小学生の時にモデル事務所に入所、全日本国民的美少女コンテストのオーディションに落選するも、現在の事務所のスタッフにスカウトされ芸能界入りを果たした剛力さん

18歳でテレビドラマ初主演、そして次々と大手企業のCMに抜擢されて知名度が一気に上昇しました。

その中の一つ、ランチパックのCMに剛力さんの歌手デビュー曲「友だちより大事な人」が起用されました。高校時代、ダンス部で実力を培った得意のダンスで、軽快に踊って歌っていました。

オリコンチャート7位にランクインしてヒットしましたが、ミュージックステーションで生歌を披露した時に事故が起きました。

冒頭のサビは声量が足りず、音程がサビに入るまでフラついていたのに、サビに入った途端にCMで聞きなれた音程に戻りました。

サビだけ口パクをしていたのでしょうが、おそらく何度もレコーディングして、ピッチ補正(ボーカルや楽器の音程を補正)した歌ばかり聞いていた視聴者には、衝撃が大きくインターネットで騒がれました。

2015年を最後に歌手活動はしていませんが、女優業に専念して活躍してほしいですね。

佐々木希

地元秋田県でショップ店員をしていた時に、青年漫画雑誌の全国の美少女を探す企画で、初代グランプリを獲得したことがきっかけで、タレント活動やグラビアアイドルとしての活動を始めた佐々木さん。

美人でスタイル抜群の佐々木さんの人気は急上昇し、女優デビューすると数多くのテレビドラマ、映画に出演し、ガムのCMでみせるコミカルなダンスも可愛く好評でした。

ダンスの方に注目がいきますが、このCM曲で歌手デビューをしています。

音程の変化が少なく、擬音が多い曲なのであまりヘタさは目立ちませんが、3枚目のシングル、テレビアニメ「べるぜバブ」のエンディングテーマ「パペピプ♪パピペプ♪パペピプポ♪」は、棒読みで、脱力感たっぷりに歌い上げています。

高音部になると音程も外してしまいますが、いいリズム感の曲なこともあり、逆に頭に残ってしまい、思わず口ずさんでしまいます。

歌手活動はシングル3枚とアルバム1枚だけですが、女優業は結婚後も順調で、ますますの活躍を期待したいですね。


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第4位 安田成美

中学生の時にスカウトされて、CMデビュー、テレビドラマで女優デビューした安田さん。

1983年に映画「風の谷のナウシカ」のイメージガールのオーディションでグランプリを獲得し、イメージシンボルソング「風の谷のナウシカ」で歌手デビューしました。

楽曲自体はよく、オリコンチャート10位にランクインしましたが、安田さんの歌声は抑揚がなく、ほとんど棒読みに聞こえます。

ただ、美人の安田さんが無表情で動きがほとんどなく歌う姿が、映画の荒廃した舞台に佇むナウシカのイメージと重なり、ヒット曲に繋がったところもあるでしょう。

宮崎監督が、この曲が映画と乖離しているとして、劇中で使用はされず、シンボル・テーマソングとして番宣やCMで流れていましたが、映画のエンディングで安田さんの歌を聞けないのを残念に思うファンも多いです。

その後、歌手活動は1988年までで、1989年に主演したドラマ「同・級・生」で大ブレイクして、次々とトレンディドラマに出演してヒットしていき、人気女優の仲間入りを果たしました。

素直な女性

結婚後は出産の度に女優業を休業しましたが、毎回変わらぬ美しい姿で復帰して、現在はドラマ、映画、CMに出演して活躍されています。

第5位 吹石一恵

中学生の時に映画で女優デビュー後は、数多くのテレビドラマや映画に出演し、最近では福山雅治さんと結婚したことで話題になった吹石さん。女優デビューの作品で、主題歌の「セピアの夏のフォトグラフ」で歌手デビューもしています。

声質が子どもっぽく、棒読みで音程をとるのに必死な感じです。広瀬香美さん作詞/作曲/プロデュースで、高音部が続き、旋律も凝っているので難易度が高い楽曲です。

広瀬さんが歌唱指導しましたが、歌手として素人の吹石さんに高度な技術を求めるのは厳しく、当時の彼女の年齢を考慮すると、普通の中学生と同じぐらいの歌唱力だといえます。

歌手活動はこの1曲のみで、その後は女優やグラビアアイドルの活動をメインにしていたので、歌は向いていないと思ったのでしょうね。

歌が苦手でも、現在は女優やタレントとして活躍されている女性芸能人ばかりです。本人は隠したい過去と思っている場合もあるでしょうが、デビュー当時の一生懸命な姿は初々しく、好感が持てますよね。

他にも歌ヘタ女性芸能人がいます。

●歌が下手な女性芸能人

  • 木村佳乃
  • 浅田美代子
  • 深田恭子
  • 竹内結子
  • 牧瀬里穂
  • 安田成美
  • 新垣結衣
  • 沢口靖子
  • 上戸彩
  • 道重さゆみ(元モーニング娘。)
  • ふくい舞
  • 吉川ひなの
  • 仲間由紀恵
  • 新田恵利
  • 江角マキコ
  • 高橋由美子
  • 松本伊代
  • 優香