息が苦しくなって死ぬかと思った

私、hitomiがパニック発作を初めて味わったときの感想がこれです。

まさにいきなり死を感じたのですが、この息苦しさ、動悸、目眩が死を連想させてしまうのはなぜなのか?

あなたはご存知ですか?

今回はこのテーマに関してお話していきたいと思います!


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危険から逃れるための動悸

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パニック障害に悩まされてたことがある人ならほとんどが感じる「動悸」

動悸の鼓動が早くなればなるほど心臓がバクバクと鳴っていきますよね。

これを強く感じれば感じるほど死を連想させてしまうでしょう。

死んでしまうのではないか?と感じる理由は交感神経が過剰に興奮するために切迫感を感じるからなのです。

いきなり死を連想させてしまうほどの危険が身に迫っているときはこの切迫感を感じることで人はその場から逃げるという選択をしますよね。

この逃げるという行動は在る意味で人間の本能的な働きによるものですよね。

危険を感じたら血流が一気に活性化するのでドキドキを感じるのですが、このドキドキを感じることでも余計に不安感を感じるようになるでしょう。

不安感が不安を呼び起こすことで逃れることができない恐怖心へと変わって行くのです。

健康的な方でも緊急事態のときはこの切迫感を感じることはあるのですが、

パニック障害の人は緊急事態ではないのにこの切迫感を感じてしまうことに問題があります。

例えば自宅でゆっくりしているときに地震が起きて、津波の警報がいきなり聞こえてきたら、

「やばい!逃げなきゃ!」と思いますよね。

いわば外部的な環境要因として危機感を感じるわけですがパニック障害の場合は、外部的な環境要因ではなくて内部的な要因によって引き起こされるのです。

つまり目の前に危機が迫っているわけではないのに、危機が迫っているような動悸を感じることで

「なぜなのか?このドキドキは心臓病なのか?」と驚いたような反応を見せます。

普段は感じたことがない危機反応によって

夜に歩いているときに後ろからバットで殴られた感じ

を感じてしまうというわけですね。

危機を目で確かめることができないという点が恐怖心へと変わって行くというです。

私、hitomiも初めて発作に襲われたときは、なんとも言葉では表現できない恐怖心を感じました。

この言葉化できない恐怖心が「予期不安」「広場恐怖」へとつながっていくのでしょう。

息のしにくさ

血流が活性化されすぎると今度は息苦しさを感じるようになります。

ドキドキ感は鼓動が早くなることでおきますからね。

人間の呼吸は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すのですが、二酸化炭素を吐き出し過ぎてしまうことも問題なんです。

だって酸素は体中に巡らせているのは二酸化炭素ですからね。

過呼吸ぎみのときには袋を口元に当てることが大切だ!と応急処置として知られているのですが、つまりはこういうことです。

大量に吐き出してしまった二酸化炭素をもう一度吸い込むことが大切ですからね

またプレッシャーを感じたときには人は無意識のうちに呼吸が早くなることがあります。

緊張すると脈がどきどき鳴ると思うのですがドキドキが増えるということは自然と呼吸のペースは早くなるということです。

ストレスを感じたり、プレッシャーを感じたりする場面ではドキドキや胸の鼓動を感じますよね。

私であれば人前で話すことや知らない人と話すことです。

あなたも苦手な場面に遭遇したときの体の変化を思いだしてみてください。

緊張する場面はもちろんそうなのですが、心の中にストレスを溜め過ぎてしまうことで絶えず呼吸が速くなり二酸化炭素量が減って行くので

胸の苦しさを感じるようになります。息苦しさ、胸の苦しさはこのようなメカニズムによって引き起こされるというわけですね!

思わずふらついてしまうような目眩

健康的な状態であれば、目眩を感じることはないですよね。

なので目眩を感じたら「やばい!どうにかなってしまう!!」と危機感を感じますよね。

危機感というか恐怖心に似た感情を味わいます。

いままでの日常とは全く異なる感覚に襲われることで人は死を連想させてしまうでそう。

自律神経の交感神経が過剰に優位になることで目眩を引き起こすのですが、目や耳も自律神経と密接に関わっているので

自律神経のバランスが乱れることで目と耳が「誤作動」が起こり、体のバランスが崩れてしまうのです。

体の平衡感覚が奪われて、思わず立っていられなくなります。

日常生活では考えられない事態が発生することで人は恐怖心、強烈な不安感を感じます。

危機が訪れたときには体の防衛本能として動悸、息苦しさ、目眩が起こるということです

さらにこの動悸、息苦しさ、目眩がよりエスカレートすることもあるので

余計に辛い思いをしてしまうでしょう。

⇒パニック障害を軽くさせる「とある考え方」についてお話していきます


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まとめ

  1. 動悸
  2. 息苦しさ
  3. 目眩

これらの症状を起きるメカニズムについて今回はお話して行きました。

恐怖心、不安感を感じたことがある場所や場面を避けるようになるのは在る意味で仕方がないことだといえるでしょう。

しかし避け続けることで日常生活の行動範囲が狭くなるようになりますよね。

しっかりとパニック障害を克服して当たり前の日常を取り戻しましょう。

私も克服できたのであなたにもきっと出来るはずです。