17.17.38

josei1

対人恐怖症とは『あがり症』とも呼ばれており、『のぼせて平常心を失う』状態に似ていることが由来しています。

 

素直な女性

大勢の前でのスピーチ、お客様へのプレゼン、PTAや懇親会での司会役……こんなとき頭が真っ白になったり、手足がガクガク震えだしたり、上手く話せなくなったりしませんか?


 人前などで周囲の視線を必要以上に意識してしまい、不安や焦りを感じてしまうことも多いでしょう。

 性格によるものか、社会不安障害(SAD)と呼ばれるものか判断しづらいところが難点です。実は女性芸能人でも、対人恐怖症に悩まされた方は多くいらっしゃいます。

今回は対人恐怖症の壮絶エピソードをランキング形式でご紹介します!


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眞鍋かをり

元祖ブログ女王にして、SNS上でも賑わせる眞鍋かをりさん。

かつてグラビアアイドルとして活動していた眞鍋かをりさんが対人恐怖症に陥った原因は、思春期特有のアレでした。

ニキビで引きこもり

ニキビで引きこもり

 成長と共にホルモンバランスが変化してくるとニキビが出来やすくなります。
 眞鍋かをりさんも例外ではなく、学生時代にニキビが出来てしまったことで深刻に悩んでしまい、部屋に引きこもってしまうほどになりました。
 『誰でも経験することだ』と思っていても、思春期の少女には辛いものがありますよね…。

 この悩みをスキンケアについて知識を身に着けることで解消することに成功。ニキビケア用化粧品のCMキャラクターを務めるなど、現在もニキビのために洗顔方法なども非常に気を遣っています。

 見方を変えると『ニキビが出たまま人前に出ることが気になってしまう』から、スキンケアにも強いこだわりがあるように感じます。

2位 森三中・黒沢かずこさん

 2位はお笑いトリオ・森三中の黒沢かずこさん。

 ご本人も「人の目を見て話せない」と人見知りであることを過去に告白されています。
 2010年にはクロサワ映画で本人役として主演し、沖縄国際映画祭・Laugh部門で海人賞グランプリを受賞するなど
 ソロ活動でも目覚ましい活躍を見せていますが、対人恐怖症になってしまった理由は?

警戒心の強さ
原因は学生時代のあだ名

警戒心の強さ

 黒沢かずこさんは人間不信と呼べるほど、非常に警戒心が強いタイプ。
 トリオ結成当初はメンバーの大島さんや村上さんにも心を開くまで時間がかかり、男性に対しては特に警戒心が強まってしまう。まさに対人恐怖症と言えます。

 森三中で唯一、結婚されていない黒沢かずこさんのプライベートを2017年7月にゴシップ誌で激写されていましたが、このときもお一人で過ごしていました。
 恋愛についてのお話はまだ聞けそうにありませんね…。

原因は学生時代のあだ名

 黒沢かずこさんが対人恐怖症になってしまった原因は、学生時代の環境にあるでしょう。
 食堂を経営する両親がギャンブルにハマって、稼ぎ時である昼どきも『準備中』の札を下げていたため、「準備中」という不名誉なあだ名をつけられてしまいました。

 現在は食堂も経営回復し繁盛していますが、黒沢かずこさんが周囲の目を警戒する一因になってしまったと言えます。

中川翔子さん

 1位は声優、漫画家、女優、など多岐にわたって活躍する中川翔子さん。

 しょこたんの愛称でサブカルチャーを盛り上げてきた中川翔子さんは、壮絶な体験から対人恐怖症を起こしていました。

差別意識からのイジメ
趣味という自分の世界

差別意識からのイジメ

 同じくタレントだった父・中川勝彦さんも漫画好きだったことから、子供の頃から漫画や特撮に囲まれて育ちました。
 父の影響から漫画家を目指すほどになり、幼少期は休み時間中にはイラストを描くことが多かったです。

 しかし、中学にあがってから、中川翔子さんがイラストを描く姿に陰口を叩いたり、時間をかけて手掛けたイラストを目の前で破り捨てられるなど、陰惨すぎる仕打ちを何度も受けました。

 中川翔子さんが学生の頃、イラスト投稿系SNSも存在しておらず、サブカルチャー愛好家(オタク)への差別意識が非常に強かったことも原因でしょう。

「死にたい」と思い続けるほど気に病んでしまった中川翔子さんは、人目を嫌って引きこもってしまいました。

 しかし、中川翔子さんが立ち直るキッカケをくれたのも大好きな趣味の数々でした。

趣味という自分の世界

 「人という存在が怖く、視線が怖い」と思うほど人目に恐怖心を抱いてしまった中川翔子さんですが、その間も絵を描いたり、漫画を読んだり、自分の趣味に没入していきました。

 そうして過ごすうちに余裕が生まれ、イジメを行う子達をよく見ると『仲間から1人を選んで、いじめを繰り返している』ことに気付き、

 「自分が死んでもダメージを受けるのは、自分の家族だけ」と悟った中川翔子さんは、意味のないことはやめようと考えるようになりました。

 

josei1

2007年にはアニメ主題歌『空色デイズ』をリリーズしてオリコン初登場3位。同年に季刊誌『hon-nin』で念願の漫画家デビューを果たし、好きなものを続けることで対人恐怖症を克服しました。


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上記以外の芸能人一覧

  •  愛川ゆず季さん
  •  光岡昌美さん
  •  吉田照美さん
  •  今井メロさん(スノーボード・ハーフパイプ選手)
  •  真琴さん(女子プロレスラー)
  •  大畠美咲さん(女子プロレスラー)

まとめ

 恥に対して過敏な日本人は、特に対人恐怖症になりやすく、海外では文化依存症候群と呼称されています。
 集団での行動を良しとする日本人特有の、同調圧力による症状と呼べる対人恐怖症。

 中川翔子さんがサブカルチャーが浸透しきっていない時代に、差別的な扱いを受けながらも現在まで愛好した結果が今のより多くの人に愛されるキャラクターにも繋がりました。

 グローバル(国際)化が進み、生活様式も多様化しつつある現代において、個人主義に対する寛容さが求められ始めています。

 多くの日本人が抱える『不安』や『焦り』と言った感情は、そうした大多数の人間から受ける辱しめを受けたくない、周りに気を遣わなければならないという気遣いの意識が強過ぎるのでしょう。