こんにちは、hitomiです。

パニック障害を完全治癒させるためにはこの病気のサイクルを知る必要が有ります。

病気のサイクルを知って、どんな時期があるのかを理解する必要が有るのです。

また完治させるために覚えておきたいことや注意しておきたいことも合わせてお話しして行きたいと思います!


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完治はできないなんていう嘘(デマ)は信じないようにする

パニック障害は完全に治癒させることはできない

この文字列を見るだけで永遠に不安や発作の恐怖から逃れることができないような感覚になってしまうと思います。

でも本当に完治できないのでしょうか?

私,hitomiは22歳のときに発症させてから約3年間パニック障害に苦しめられていました。

治ったと思ってから5年近く経っているのですが、発作が襲って来たり、不安が不安を呼んで苦しい思いは全くしていません。

以前は電車・バス・飛行機・美容院・歯医者・病院の待ち合い室がどうも苦手だったのですが今はなんてことはありません。

始めて発作が起きたのは駅の構内だったので、駅の改札付近に行くとちょっと緊張することはあるのですが、全くもって症状が出て来るなんてことはないんです。

月日がもう少し経てば駅に出向いたときにも一切緊張することはなくなると思っています!

どのような状態に成りたいのかを明確に決める

晴れ

あなたにとって「完治」とはどのような状態のことをさすのか?いま一度確認してみてください!

「普通に日常生活を送る事が出来る」
「痛みが感じなくなる」
「痛みを感じくなり、その跡も残っていない」

体の傷であれば目に見えて回復の度合いが解るのですがパニック障害は精神的な部分の問題であるために目に見えることも進行具合・回復具合を数値で測ることはできませんよね。

なので完治という定義付けをするのも難しいことがわかると思います。

以前の私のように休職中の方は問題なく働きに出ることができる=完治 と思う方もいますし、

不安なく外に出歩くことができる=完治 と思っている方もいます。

人によってその定義は異なるのですが、あなたが思う理想的な状態

これを叶えることができたら「完治」し治癒出来たといっても良いのではないでしょうか?

なのでここであなたが思う理想的な状態をもう一度設定してみてくださいね!

これはめっちゃ大切です、モチベーションにも繋がりますからね!

押さえ込むという発想は間違い

症状を押さえ込む、抑え込む。

これは完治した状態では有りません。無理やりに力を上から押し付けることで症状が出ないようにするのは

自然な状態ではありませんよね。

自分で不安・恐怖をコントロールする事が出来るというのは理想的な形です。

いかに自然な形でパニック障害を克服する事が出来るのか?

これが大切なのではないでしょうか?

押さえ(抑え)込む事が出来るというのは別に凄いことでもないですし、進歩をしているというわけではありません。

症状の表面的な部分にアプローチをかけるのではなくて、その深層にある根本的なしこりを回復させるようにしてくださいね!

押さえ込むことができなくなったら、火山の爆発のように一気に激しい発作に襲われる危険性がありますからね!

周期を理解する

パニック障害を完治させるためにはこの周期を理解しなくてはなりません。

急性期→休息期→回復期

パニック障害はこのようなサイクルになっているのです。

急性期は発作が起き易くなっている時期で予期不安や広場恐怖を感じやすい時期のことを指します。

休息期は不安、恐怖を強く感じ易く、心を鎮めることができないために強迫性障害、社会不安障害、鬱病、自律神経失調症などの不安・気分障害を併発させてしまう危険性が高い時期です。

回復期は不安を感じることもあったり、逆に感じないこともあるある程度落ち着いた時期のことを指します。

急性期→休息期→回復期がグルグルと繰り返して回っていることもありますし、

休息期→回復期→休息期→回復期

これらの時期が繰り返すこともあるのです。このようなサイクルがあることを理解してみてくださいね。

このようなサイクルがあるためにいきなり短い期間で完治させることは非常に難しいことがわかると思います。

だって

休息期と回復期を繰り返している方は1ヶ月程度で綺麗さっぱり治癒させることは現実的に難しいのですよね。

そしてまず最初に目指すべき時期というのはこれらの3つの時期ではなくて、いきなりの完治ではなくて

再発予防期という時期に入ることなんです。

この再発予防期は文字通りパニック障害の発作や予期不安、広場恐怖を感じないけど、なにかきっかけが起こったらまたパニック障害を再発させてしまう時期でもあります。

これを経ることなく、完治させることはできません。

逆に言うとこの時期を経過させることが完治への第一歩だと言えるのですよね。

再発のリスクを下げることが大切

再発のリスクを下げることは本当に大切です。

というのも再発を繰り返すことで

  • 気分の低下
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 混乱
  • 精神不安定

といったような「残遺症状」に悩まされるようになります。

再発予防時期から急性期、休息期、回復期にまた突入することで余計に症状や残遺症状に苦しめられるようになるのです。

精神的に落ち着かせ、本当の意味でパニック障害を克服させるためにはこの再発防止時期こそ慎重に注意を払って生活を送らないといけないといえるでしょう。


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正しい生活習慣を持続させるが近道

パニック障害を完治させるための一番の近道というのは正しい生活習慣を身につけ、それを継続させ習慣化させることは非常に大切です。

例えば3年間患わされていたのに、たった1週間程度で治るような魔法はないんです。

そんな魔法があったらみんなパニック障害を始めてると不安障害に悩まされてはいないはずですよね。

日本のなんと100人に8−10人は不安障害を抱えていると言われています。

それくらい人数が多いというのは発症させてしまう習慣・環境があるということなんです。

ではどうやってその正しい生活習慣とはどのようなものなのか

続き ⇒薬に頼ることなく私がパニック障害と向き合い、見事に打ち勝った話